2004年9月19日 日曜日
M・ナイト・シャマラン監督の新作「ヴィレッジ」見ました。
詳細はネタばれになるので書きませんが、基本的に古典的で丁寧な作りのミステリーを得意とする監督なので、好感が持てました。処女作「シックス・センス」が謎解きのインパクトとハリウッドらしからぬ作風で世間に衝撃を与えたため、前作「サイン 」、前々作「アンブレイカブル」は、謎解きの洗練さだけを過剰に求められてしまった感があります。(自らハリウッド化しようとして、失敗した形跡もあり。。)ハリウッド発の作品としては、間の取り方や音楽の使い方、伏線のつなぎなどが落ち着いていて、まじめな作風なので、むしろその辺りが評価されるべきではないかと個人的には思ったりします。プロモーションする人からすれば、そういうのは売りにならないんでしょうが。今回は肩の力が抜けた感じがして自然と楽しめました。
同監督の作品はいずれも、内側と外側、自分と他人などの向き合うもの同士について、家庭を通じてに描かれているのが特徴で、「その状況はお互いの憎しみが導いたのではなく、環境が必然的に生み出した運命である。」という、ある種の救いのような優しさが描かれています。これは、監督自身が在米インド人であることや、古都フィラデルフィアという歴史の重みのある街の比較的裕福な家庭で育った事が、大きく影響しているのだと思います。そういえば、宗教や信仰を感じさせる部分も多い。
なお、監督本人が登場するお約束があるので、よく気をつけてみましょう。すぐわかる(笑)
(うわぁ。文章書き過ぎだぁ。。。)
2004.10.25追記
--ネタばれ注意--
これって究極のアーミッシュを描いた映画ですね。
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