2004年11月24日 水曜日
エーっと、「ハウルの動く城」見ました。
我集院達也がいい味出してる。久石譲の音楽も目新しさは無いけど、ツボは押さえているよ。特にトランペットはソリストが付いていて演奏が◎。木村拓哉は意外となじんでましたね。
どうも期待はずれと言う評価もあるみたいですが、「千と千尋の神隠し」以降の作品であることを念頭に置いてみれば、楽しめると思います。ですから、公開前日に日本テレビ系列で放送された「もののけ姫」は宮崎作品でも毛色の違う作品なので、集客効果としては良かったかもしれませんが、観客の満足度という点ではマイナスだったと思います。
引退作になるはずだった「もののけ姫」で社会的な視点で課題(近代の自然と人間の共生問題)を観客にきっちり提示し、映画人としての社会貢献と集大成を済ませた宮崎駿は、肩の荷が下りたのだと思います。ですから、その次の「千と千尋の神隠し」はまとまりは無いけれど、宮崎駿の引き出しからアットランダムにネタが飛んでくる、ピカソ的多面体視点(抽象的な説明だ。。。)の面白さをもつ作品になっていました。悪く言えば、惰性の作品。良く言えば、解放された作品です。ちなみに、「千と千尋の神隠し」完成後にも引退をほのめかしていたそうで、もののけ姫を花道に引退しそこねたのが作風に影響しているのかもしれません。鈴木敏夫Pに丸め込まれて、渋々続投していたり…!?
「ハウルの動く城 」も「千と千尋の神隠し」と同じようなタイプの映画で、物語の調和をさほど重視しておらず、いろんなエッセンスを楽しめると言う意味で小品の集合を感じさせる作品です。背景にベースはあれども本筋のテーマ性は薄く、各場面は伏線としての存在価値よりも、その場面自体を表現するために存在するのに近いです。物語の原動力が大きな命題の解決にある訳ではなく、話の途中では着地点がなかなか見えてこない。でも、そこが逆に新鮮で、楽しむにはこれを受け入れる必要があります。固定観念的な面白さを期待するとつまらないと感じてしまうかもしれませんが、身を委ねれば楽しめる映画という風に感じました。昔の作品と比べると、部分部分は分かりやすさを増しているけれど、全体としてのまとまりは減っていて、それが逆に深みや独自性を帯びてきているように思えるのは気のせいでしょうか。
「ハウルの動く城 」では、少女の心をもったまま年老いた主人公は、宮崎駿自身を現しているようにも見えますね。
漫画侍さんのブログで「最終兵器彼氏with時をかける老女」と言う表現があるけど、言い得て妙!!
◆「ハウルの動く城」 公式サイト
http://www.ntv.co.jp/howl/
◆ スタジオ ジブリ
http://www.ntv.co.jp/ghibli/
◆宮崎駿 関連商品 一覧(Amazon.co.jp)
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Do you know?のシゲです。
コメントありがとうございました。
tasaさんは大泉洋を知ってるんですね!
それを知って何やら嬉しくなりました(笑)
でも本当にあのカブの声は分かりませんよね。
自分は二度見てようやく大泉だって確信できました(汗)
シゲさん。こんにちは。
大泉洋さん知ってますよー。昔、「パパパパPUFFY」とかにも出てましたよね。
最近だと、映画「銀のエンゼル」とか。