2005年1月 4日 火曜日
2004年回顧シリーズ第3弾。僕の独断と偏見で選ぶ2004年のベスト映画・ワースト映画です。順位は難しいのであえてつけません。ちなみに、あくまで僕が観た映画の中からのセレクトです。(主な2004年公開映画はこちらのサイトで確認できます。)
■■ ベスト10 ■■
◆邦画コメディー部門
「恋の門」 [公式サイト]
コメント:役者陣の幅の広さもすごいが、一つ一つのシーンの微妙なニュアンスや奥深さが面白い。サンボマスターなどが参加する音楽がすごく良い。馬鹿馬鹿しい話だけど、HAPPYになれる要素がたくさん。あと、ちょっとエロい。
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◆邦画SF部門
「CASSHERN」 [公式サイト]
コメント:賛否激しく分かれていますが、ゴシック、スチーム・パンク、レトロ・フューチャーなど色々な要素が入っていて観るところは多く、新しい映像世界を作ったのは評価されるべき。ただ、延々と動機の曖昧な戦いを描いた後の反戦ぶりは、矛盾を批判されても仕方ない。GADGETやLZONEなどのインタラクティブ作品で一躍名を馳せ、シナジー幾何学の倒産で足元をすくわれた庄野晴彦がひっそりとCGアドバイザーに参加し、氏の世界観が多く反映されているのも興味深い。

◆ホラー部門
「箪笥」 [公式サイト]
コメント:韓国に昔から伝わる民話の映画化。美術が恐ろしくハイクォリティーで画づくりが良いです。シナリオも良く考えられている。韓国映画すごい。

◆アニメ部門
「イノセンス」 [公式サイト]
コメント:映像の質が狂ったほど高い。しばらくは、これを超える映像のアニメは登場しないでしょう。いつもITの先端にあって、テクノロジーと文化の関わりを暗に訴えている押井作品だけど、今回も技術で肉体拡張していく人間と文化の関わりを考えさせられる。話の本筋でなく、行間に潜む押井哲学を読み取るべき映画。すぐに内容が理解されなくても、10年位経つと理解されるはず。

◆歴史部門
「トロイ」 [公式サイト]
コメント:全てにおいて完全な出来の作品。それ以上は説明不要。

◆ミステリー部門
「ヴィレッジ」
コメント:シャマラン監督の持ち味がハリウッドに毒されること無く、嫌味なく出ている良作。地味だけど。
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◆ゾンビ部門(?)
「ドーン・オブ・ザ・デッド」 [公式サイト]
コメント:高速ゾンビ。抑揚がついていて、展開が面白かったと思います。

◆SF部門
「リディック」 [公式サイト]
コメント:新風を感じる、大味なマッチョ・ダークヒーローのスペースクロニクル。

◆旧作部門(2004年公開作じゃないので)
「猟奇的な彼女」
コメント:最高!笑える。泣ける。正直これほどとは思っていなかった。

■■ ワースト4 ■■
「キューティーハニー」 [公式サイト]
コメント:デジタルコミックシネマだかなんだか知らないけど、映像と役者の演技がひど過ぎる。(片桐はいりと手塚とおるは良い演技でした。)久々に痛い映画を観ました。サトエリが好きならどうぞって感じです。

「ナコイカッツィ」 [公式サイト]
コメント:人類の歴史をテーマにした内容や志の高さは理解できるし、一切の説明を排除して見る人の良識に委ねる手法も大人らしくて良いし、ヨーヨー・マをフィーチャーしたフィリップ・グラスの音楽も素晴らしい。でも、やはりミニマルな映像と音楽だけだとビデオドラッグみたいで辛い。高尚すぎて眠くなるし、まるで宗教儀式のよう。作品として評価できるけど、娯楽としては成立しません。博物館に保存しておいてください。

「ゴッド・ディーバ」 [公式サイト]
コメント:フィルムノワールな感じのCG世界はいいけど、画や展開にメリハリが無く、主要人物以外がCGなのもちょっと辛い。良質な部分も多い気がするけど、どうも魅力を感じなかった。

「バイオハザードⅡ アポカリプス」 [公式サイト]
コメント:1から引っ張った大きな伏線が解決されるのは良い展開ですが、主人公が強すぎて何でもありでミラ・ジョボビッチの演技も薄っぺらく、彼女のナルシスティックなプロモーション用映画にしか見えなかった。

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