2004年10月24日 日曜日
2046 / ウォン・カーウァイ監督 [ 映画 ]
物や部屋の質感がかなり出ていて、映像に相当な力があります。とにかく美しい! 場面転換の仕方も考えたなと思う部分があり。ただ、音楽、ストーリー、映像などのすべてが、古典的な美意識です。それが作風でウリなんでしょうけど、退屈という人もいるでしょう。編集もちょっとわかりにくいかなぁ。基本的に映像を見る映画かと思います。
2004年10月20日 水曜日
恋の門 / 松尾スズキ監督 [ 映画 ]
これは闇鍋ですか。掴むと色んなものがゾロっと出てくる感じ。ストーリーも濃いが、行間には、具体化できない雰囲気や、監督のポップ/サブカルチャーへの造詣の深さが見え隠れする。全編面白くて、笑いどころがあるというか、笑った状態が基本の映画(←アブナイ?)。


原作:恋の門 ハンディ版 (1) / 恋の門 ハンディ版 (2)
◆映画「恋の門」 公式サイト
http://www.koinomon.com
2004年10月17日 日曜日

猟奇的な彼女
すいません。韓国映画舐めてました。土下座。
いや、ホラー映画の「箪笥」の美術に感心したり、見てないけど戦争モノの予告に重みを感じたり、最近の韓国映画は日本映画を超えているとは思っていました。でも、「猟奇的な彼女」ってふざけたラブコメディーだろう位にしか思ってなかった。
2004年10月10日 日曜日
ローランド・エメリッヒ監督お得意の世界規模パニック群集劇です。やはり、ハリウッド作品らしくアメリカ・ナショナリズムに溢れているのですが、ハリウッド版GODZILLAといい、最近のエメリッヒ監督はただアメリカ万歳ではなくて、いつかはツケが回ってくるぞと、文明社会に警鐘をならしているところがイイですね。今回は、アメリカはもう少し謙虚になれというサブテーマが含まれていました。それに、以前より家族の絆を描く割合が増えた気がします。より個人の視点になったというか。
しかし、この手の作品は音と映像のインパクトが大部分だから、映画館で見ないと駄目だな。ぁぅ。
2004年10月 2日 土曜日
邦画です。あらすじは、公式サイトをどぞ。
大沢たかおと柄本明がいい演技してます。脇役も、西田尚美などキャスティングがなんとなく物語にはまっている。(牧瀬里穂はちょっと騒がしいけど 笑) 日本人らしい作品で、大げさな展開はなく、丁寧に物語を紡いでいくあたりが◎。(逆に言えば、抑揚がない?)僕はこういう映画は好きですが、きっと退屈だという人もいるでしょう。音楽は村治佳織で、クラシックギターがさわやかにさりげなく、一役買っています。
病気や死という重さを匂わす部分はあるものの、誰もが味わう人生の戸惑いと歩みを含みつつ描いていて、共感できる作品じゃないでしょうか。心を柔らかく洗いたい人におすすめ。
◆「花」 公式サイト
http://www.cine-tre.com/hana/
2004年9月19日 日曜日
M・ナイト・シャマラン監督の新作「ヴィレッジ」見ました。
詳細はネタばれになるので書きませんが、基本的に古典的で丁寧な作りのミステリーを得意とする監督なので、好感が持てました。処女作「シックス・センス」が謎解きのインパクトとハリウッドらしからぬ作風で世間に衝撃を与えたため、前作「サイン 」、前々作「アンブレイカブル」は、謎解きの洗練さだけを過剰に求められてしまった感があります。(自らハリウッド化しようとして、失敗した形跡もあり。。)ハリウッド発の作品としては、間の取り方や音楽の使い方、伏線のつなぎなどが落ち着いていて、まじめな作風なので、むしろその辺りが評価されるべきではないかと個人的には思ったりします。プロモーションする人からすれば、そういうのは売りにならないんでしょうが。今回は肩の力が抜けた感じがして自然と楽しめました。
同監督の作品はいずれも、内側と外側、自分と他人などの向き合うもの同士について、家庭を通じてに描かれているのが特徴で、「その状況はお互いの憎しみが導いたのではなく、環境が必然的に生み出した運命である。」という、ある種の救いのような優しさが描かれています。これは、監督自身が在米インド人であることや、古都フィラデルフィアという歴史の重みのある街の比較的裕福な家庭で育った事が、大きく影響しているのだと思います。そういえば、宗教や信仰を感じさせる部分も多い。
なお、監督本人が登場するお約束があるので、よく気をつけてみましょう。すぐわかる(笑)
(うわぁ。文章書き過ぎだぁ。。。)
2004年9月18日 土曜日
--この記事は、予告を観た感想です。本編の感想はこちら--
王家衛(ウォン・カーウァイ)の新作、「2046」の予告がかなりいい感じで非常に気になる。映像美にかなりこだわってそう。古典的と言うか、絵の雰囲気に頼り過ぎという話もあるかもしれませんが。

・内容
"1967年香港。ある作家が2046年を舞台にした近未来小説を書いている。
小説の登場人物たちは、<2046>というなぞの場所を目指し、ミステリートレインに乗り込む。<2046>に行けば`失われた愛`を見つけることができるという・・・・・"
近未来といっておきながら未来のシーンは15%くらいしかないそうなので、予告にだまされパターンかも知れません。ちなみに、キムタクは超脇役らしいので、気にする必要なし。
◆詳しくはこちら。
「2046」 Official Site.
前作の「花様年華」の主人公が借りた部屋の番号が"2046"であることや、主人公がほぼ同一人物だったりするなど、あたかも続編のような設定になっているが、監督曰く、続編という位置付けでは無いそうな。一応、見ておいた方がいいのかなぁ。。
2004年9月12日 日曜日
近代ロボットSFの父アイザック・アシモフが提唱したことで有名な"ロボット三原則"がストーリーのキモになっていて、"甲殻機動隊 GHOST IN THE SHELL"にインスパイアであろう、機械に魂は宿るのかというサブテーマも抑えている。謎解きも納得のいく線だけど、SFミステリという観点で見ると謎解き要素は少ない(元の脚本はミステリよりだったらしいけど、ハリウッドでは脚本の書き直しはあたりまえ。)。アクションとしてみればそこそこ面白いです。メカニカルデザインも良いし、ウィル・スミスが制作総指揮にかんでいるので、自分の持ち味を生かしていて良かったと思います。画作りは芸術性はさほどなく、娯楽作らしいメリハリのあるものです。劇中に登場する未来自動車 Audi RSQはかっこいいので必見。(AUDIは最近フロントグリルが大きく開口するデザインにシフトし始めてる。これもそうですね。)
◆"アイ・ロボット"公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/irobot/
ついでに、ロボットの開放といえば、奇才ルーディ・ラッカーの"ソフトウェア"や"ウェットウェア"などのxxxウェアシリーズの小説もBeBopな文体のシュール・ポップSFで面白いのでお勧め。

フリーウェア

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